謎検模試なるものをしたら

3級でした。

ちょっと心配です。

どうも、Mukkuです

こんにちは。

 

僕の趣味の一つで

「リアル脱出ゲーム」

っていうのがありまして、

オーソドックスなのは

一時間以内に

問題を解ききらないと

いけない

というものです。

 

初めて参加したのは

5年前の夏で

「マジックショーからの脱出 再演」

というものでした。

 

二日酔いでね。

本当に二日酔いでね。

公演日前日に

突然言われまして。

がっつり飲む約束を

先にしていたので

行けるかどうかもわからない

知能戦のお誘い。

 

二日酔いを理由に断る気まんまんでした。

 

人気はあったんでしょうけど

まだそこまでメジャーでもなくて

今ほど全国でがっつりやっていた感じでも

まだなかったんですよ。

 

それでもSCRAPという会社が

リアル脱出ゲームを

やり始めてから5年。

 

徐々に徐々に水面下で

がっつり動いていたのでしょう。

 

二日酔いという気絶から

目が覚めて

気持ち悪くて

動けない体をねじりながら

携帯電話をとると

まだ約束の時間まで少しある。

 

二日酔いで一日が終わるのも

なんだかなぁと。

なにより、

その誘ってきた子は

東京に住んでいたころの戦友で

久々に会うのに

断るのがもったいない気が

してきてしまったんですよね。

 

ベッドから立ち上がると

全くまっすぐ歩けず

しかもよくわからないけど

お酒臭い。

 

こんな状態で

知能戦を堪能できるのか、と。

 

先に結論を言いますと

だめだめでした。

 

でも

感動はめちゃくちゃしました。

 

体も頭も大して働かない中、

だんだんと目が覚めていくんです。

あの日、

二言目には

「気持ち悪い…」

と。

 

えぇ、もちろん二日酔いでです。

 

でも二日酔いが消えていくほどの

奇麗で美しい問題と流れを

あの日の僕は

間違いなく見ました。

 

最後の最後で

解けきれなかった悔しさ、

もちろん忘れません。

 

でも、

本当はそれよりも

いったいどういう頭をしていたら

こんなに芸術的な

1時間という空間を作りあげるのか

全く理解できず

ただただ

芸術を目の前にして

息をすることすら忘れる…、

そんな感動で

いっぱいでした。

 

いや、

いっぱいだなんて表現じゃ甘い。

 

感動という空間に

潜り込んでしまったという

感覚のほうが近い気がします。

 

この感動を

当時付き合っていた恋人に

伝えたくて伝えたくて

北海道に戻って

家で待つ恋人に伝えて、

すぐさま北海道での公演日を

調べたんですけど

まだ当時は北海道で公演は少なく

結局それから半年以上が開いて

だんだんと記憶の片隅に

移っていってしまったんです。

 

それからちょっとして

再びリアル脱出ゲームとの出会いが訪れ

今度はどっぷりと浸かっています。

 

その今までの経験を

打ち壊すかのように現れた、

「謎解き能力検定」。

 

第二回まであと二日。

 

いざ…!