先日、ゲイバーの仕事が終わったあとに

少し寝てから友人達と五人で札幌の中央卸売市場に

海鮮を食べに行ったところ…

イカの活造りがあったんで注文したんですよね。

三年前も注文したんですけど、

函館に行かなくても食べられるっていうのは

なんというかとてもありがたいです。

で、それをハイテンションで注文したところ

なんかオススメされたんですよ。

「鮭児もありますよ☆」

って。

いや、ほんと、ノリの良い店員さんでして。

で、それ以上にノリノリになった一人が…

「え!!!??あの幻の鮭と呼ばれるっ!!!??」

って。

店員さんもそのリアクションにさらに乗って…

そんなやりとり聞いてたら

食べたくなるに決まってるじゃないですか。

美味しいもの食べるとこれでもかっていうぐらい

美味しそうなリアクションをする二人がいて、

そのうちの一人はせっかく旅行に来てくれてる友人だし

僕も食べてみたいし、

とりあえず「幻」っていうフレーズ気になるし

次はいつ出会えるかわからないし…

ていうのが一瞬ですよね、

本当に一瞬にパーとよぎって

その後の予定とか忘れて注文してましたよね。

「あ、鮭児ください」

って。

 

で、五切れが目の前に並んだんですけど

「幻」とか言われてるからかもしれないですけど、

もうね、

キレイ。

すんごいの。

色が。

生サーモンに白味をかけた感じで

霜降り和牛の魚版って感じのオーラが出まくりで

凝視しましたよね。

 

僕、多分北海道に引っ越して来て

一番の贅沢をした瞬間だったと思います。

 

で、お味のほうは…

もうね、書けない。

言葉だけじゃ足りない。

ジェスチャーが必要。

それでも足りない。

もともとサーモンが好きっていうのもあるんでしょうけど

言葉消えた。

飲み込むのが惜しいのに

口の中で溶けていってしまって

舌に触れてるところから消えていく感じ。

喋る時間なんて後回しですよ。

 

もし、幻のサケ「鮭児(けいじ)」を見かけましたら

ぜひ。

お値段、かなりお高めですが一度ぐらいは

一瞬の贅沢を。

 

以上、Mukkuからでした!

 

※鮭児

漁獲量は普通のサケ1万匹に対して1〜2匹程度しかなく、幻のサケといわれている。

その身は大変に脂が乗っており(脂肪率が通常のサケの2〜15%に対し、鮭児は20〜30%)、美味である。

このため、高級食材として珍重されている。

(Wikipediaより)